Supporter Direct(SD)は2000年にイングランドで立ち上げられたNPO組織で、今はウェールズとスコットランドにも設立されヨーロッパ20カ国(2017年時点)で活動しています。
※SDは、現在FSA:Football Supporters Associationになっています。
ヨーロッパにおいては一般サポーターの募金による基金(サポータートラスト)を通じて、スポーツクラブの経営陣にサポーターの代表を送り込み、サポーターの声をクラブ運営に反映させようとする運動があります。
サッカーファンであれば知っている人も多いFCバルセロナのソシオ制度に似たクラブ経営をサッカーの母国イギリスで目指している人々の組織がSDです。
SDは個別クラブのサポーターがサポータートラストを作ろうとする段階から、オーナーの一員としてクラブへの経営参画をどのように行えばよいかに至るまでの幅広い支援を提供して、既に40以上のクラブでサポーターの経営参画を実現しています。サポーターがクラブ経営に参画することによって、クラブ経営の透明度が増加し、より民主的で成熟したスポーツ文化を作り上げていくことができると考えています。
SDは政府・プレミアリーグ・UEFA 等の財政支援を受け、サポーターの声を代表する組織のひとつとして公的に認知され、サッカー、ラグビー、ホッケー競技に関して活動をしています。
SWEETSCAFEでは、SDの活動を見習い、張 寿山さんにご協力頂きながら、このプロジェクトを推進してまいります。