
第2回プロジェクト(日本:葛西編)
2019年12月10日
ブラジルに行ったことでわかったこと
それは、ブラジルの野球チームが、年に1回、国際交流大会で日本に来ること
子ども20人と大人が数名で約2週間近く、日本に滞在します。
1回目の活動を終えて出た課題は
1人で持っていける用具の数に限界があるということでした。
トランクケース2つまでしか飛行機にいれてもらえないのと、超過料金も発生します。船便で送ったら100万円以上かかってしまうし、途中で無くなってしまう可能性もあるのです。
野球の試合で子どもたちが来るのであれば、その子達のかばんにいれて持って帰ってもらおう。と思い、2回目の寄付に至りました。
1回目の活動を行ったことで、まわりの野球関係者も協力的に動いていただき、嬉しいことに、1700個の硬式ボールを寄付いただきました。
寄付してくれたのは社会人野球チームに所属していた同級生
彼は「ボランティアはできる人がやればいい」と私の活動を後押ししてくれて、今でも、あの時の一言がなかったら、途中でやめていたのではないかと思うくらい感謝の気持ちでいっぱいです。
ブラジル代表チームを牽引した団長からは「アナタガ、フクダサン?アイタカッタヨー」と笑顔で出迎えてくれて、ボールを見せた瞬間「コンナ二イイノ?スゴクウレシイデス。デモ、オレイデキルモノナイ、ゴメンナサイ。」と。
「お礼はいらないから、このボール使ってたくさん練習して!」と伝えると、コーチ陣もみんなが感謝してくれました。
大会は全部で4日間。試合が1日2試合で行われ、全ての日程に帯同させてもらいました。
「全員野球」というフラッグを掲げ、ブラジルチームは大健闘し、3位に!!
一度、勢いがつくとそのまま一気に攻めるというまさに南米スタイルで、強さを見せてくれました!
関わったチームが頑張っている姿をみると、やっぱり嬉しいですよね!!
国際大会には、南米からペルーやアルゼンチンのチームもきていて、10ダースずつ寄付もしました。
やはり南米では野球用具の入手が困難で、ペルーの監督が、「通販でボールを買ったのに、手元に届かず、配送業者に盗まれてしまった。南米では『新品』のモノは取り扱いに注意が必要。みんな盗んで売ってしまえば、楽に生活できるからね。」と、ここでも日本の当たり前は、当たり前じゃないんだなと痛感しました。
